創造する太鼓の未来

日本古来に現存した白拍子という歌舞を伴った芸能に着想を得て、2004年大阪を拠点とする和太鼓デュオ「黒拍子」を結成。日本の古典芸能(能・狂言・文楽・講談・落語)またアジア諸国の芸能との共演を通して、さらには現代演劇の視点を取り入れつつ、和太鼓による音楽的要素、
そして舞台芸術としての新たな可能性を追求し続けている。

脈動する命を音に代えて

 「太鼓」という言葉に何を感じるだろうか。力や汗、あるいは賑やかなお祭りなどを連想するだろう。しかし、もっと根本的に見つめれば、そこには人間の生命と叡智が宿っている。それは神仏との交信をはじめとして、人・虫・気候など万物と呼応するために不可欠の存在として発展してきた。そして今から約60年前に「和太鼓」という演奏形態は生まれ、舞台芸術としての道を歩み始めたのだ。

< 2003 >
和太鼓芸能集団「鼓童」の研修所にて2年の修行を経た後、関西を拠点に活動開始
< 2004 >
「黒拍子」結成
< 2005 >
伝統芸能推進集団「風流」に参加。能・狂言・文楽・落語・講談とのコラボレーションを展開
< 2006 > 
N HK総合テレビドラマ「出雲の阿国」に出演
              和泉流狂言師 小笠原匡 演出作品「平成版・阿国歌舞伎」に出演
< 2007 >
国際児童青少年演劇フェスティバル大阪にて赤松正行(ビジュアルアート)と共に国内招待作品として出演
< 2008 >
黒拍子本公演「神と民」兵庫・福岡・愛媛にて開催  
     黒拍子ファーストミニアルバムCD「彩放聶°C/Sai・Ho・Jo・Do」リリース
< 2009 >
黒拍子マンスリーライブ「音ノカタチ」始動。毎月異ジャンルのアーティストとコラボレーションを展開
        国際児童青少年演劇フェスティバル大阪・キジムナ―フェスタ2009にて、
        日本×カナダの共同作品 「TRAIN」の演奏家として出演
     GACKT主演「眠狂四郎無頼控」記者会見イベントにおいて楽曲提供・舞台出演
< 2010 >
「TRAIN」カナダツアー参加
     1989年太陽賞受賞の写真家「喜多章」とのコラボレーション公演「打・写/UTU」を開催
     京谷ひとみ(マリンバ奏者)×黒拍子「カタチのない卵」ライブツアーを福岡・兵庫・東京にて開催
< 2011 >
「TRAIN」フランスツアー参加
     角正之・辛恩珠との共同作品「LOST BODY」に加わり韓国最大の現代国際舞踊フェスティバル「SIDance」に出演 
 < 2012 >
TOA 株式会社主催「トライやるウィーク」において子供達と舞台共同制作を行いジーベックホールにて発表
      舞台演出家/文化プロデューサ 表博耀プロデュース「平国神楽」に出演  
      祝丸による一人芝居「祝丸劇場」を始動
       演出家にヤンベッカー(スイス人)を、 電子音響音楽の金崎亮太を 迎えてAI・HALLにて初演
     棟方志功作「女人観世音菩薩」をモチーフに作曲した祝丸初のソロ楽曲CD「KANZEON/脈動する命」をリリース
     和泉流狂言師 小笠原匡 演出作品「鬼来迎」に出演
< 2013 >
「TRAIN」カナダツアー参加
< 2014 >
新春公演「祝丸とバリガムランの世界」にてギータ・クンチャナと共演
     「TRAIN」フランスツアー参加。トゥールーズのフェスティバル「Made in Asia」に出場
     兵庫県立ピッコロ劇団第49回公演「海賊、森を走ればそれは焰」の太鼓指導・演出
< 2015 >
神田明神遷座400年記念・上賀茂神社第42回遷宮記念において、表博耀プロデュース「創生神楽」を奉納
     ピアニスト廣樹輝一と祝丸のデュオによる「オンポタージュ」を伊丹 ALWAYS にて開催
     大阪市中央公会堂にてダンサー森美香代、安川晶子による企画「OSAKA GATHERING」に出演
< 2016 >
黒拍子とシタール奏者石濱匡雄による共演「音初め – OTOZOME -」を伊丹 ALWAYS にて開催 
 
  【師事】 
 民謡歌手 翔田ひかり
 和泉流狂言師 小笠原匡
 
 【受賞歴】
 2013年 芸創CONNECT やなぎみわ審査員特別賞(祝丸劇場「三 SAN」)
 2015年 伊丹市芸術家協会新人賞
祝丸 Norimaru / 作曲・太鼓・唄・語り・笛・鳴物
菜美 Nami /  太鼓・鳴物     

これは3つの形を成しています。まず中心の◯は太陽を意味する「日」を現しています。
次に底辺は海の「波」を現しています。この2つを配することにより天地、つまり「地球」を指し示しています。そして上部は「扇」を現しています。これは一族代々の家紋が扇であることに因んでおります。扇の語源は「あおぎ」。そして「あおぐ」とは本来、福徳や神々を勧請するとの意味が込められている様です。よってこの紋の名を「日ノ波扇(ひのはおうぎ)」と名付け、万民豊楽・国家安泰の印として創案いたしました。